「籍田(せきでん)」とは、中国・周の時代の習わしで、君主自ら率先して耕作したことから始まったものです。
安永元年(1772年)、上杉鷹山はその故事にならい、財政難や飢饉に見舞われた破綻寸前の米沢を救うため、「藉田の礼」という儀式を執り行いました。藩主自らが田に入り鍬を入れる。農業の尊さを身をもって示すその行動は、武士が農事に関わることを恥とする当時の風潮を一新しました。
どんなに辛く心折れそうな状況でも、未来を切り拓くために決してあきらめない。鷹山のその「覚悟のひと鍬」に突き動かされ、翌年からは家臣と領民が一丸となって新田開発に邁進したと伝えられています。
現代へと受け継がれる
「あきらめない心」
鷹山の遺徳を偲び、五穀豊穣を願う神事として、藉田の礼は現代でも守り受け継がれています。
今も残っている僅かな田んぼを守り続け、鷹山の心意気を世に伝えるために
「上杉藉田米(うえすぎせきでんまい)」をつくり続けているのは、株式会社米沢稔りの会。
時代が変わっても、土に向き合う背中が教えてくれるのは、
「どんなに辛くとも自分を信じ、あきらめなければ必ず道は拓ける」という強い意志です。
そのひと鍬が耕すのは、米だけでなく、私たちの未来を切り拓く不屈の精神に他なりません。
祭典
お田植祭毎年5月下旬頃
抜穂祭毎年10月下旬頃
開催場所:
〒992-0055
山形県米沢市御廟3丁目14
開催が近くなりましたら「上杉藉田米サイトのお知らせページ」にてお知らせいたします。
ぜひお気軽にご見学にお越しください。
お知らせページはこちら
あきらめない心が育つ上杉藉田米
鷹山が教えてくれた「あきらめない心」が込められた、上杉藉田米。
生産者である米沢稔りの会の皆さんは、「どんな困難に陥っても、あきらめずに未来を信じてやり抜くことの大切さを、お米を通して世の中に伝えたい」という心意気でお米づくりに向き合っています。